時期外れですが、本日2年半ぶりに入社式を行いました。

本部社員の久高による、開式宣言に始まり
銀座店店長三分一の、4月からの半期経過報告と後半の戦略発表。
料理長宮本による、新入社員への代表挨拶。
新入社員による入社挨拶。

そして、私の社長挨拶と約20分ほどの式ですが滞りなく終了することが出来ました。

今回の入社式は過去の入社式とは違い、長男の入社です。

平成8年に創業した時にはまさかこんな日が来ることなんて予想もしていませんでした。
飲食店は10年続くことは1割にも満たなく、
20年以上だと普通の企業でも3%くらいしかありません。

息子が生まれて起業して、その子が23歳になり無事に学業も終わり
並行して飲食業の修行も経てわが社へ入社しました。

私からの言葉は、過去の入社式とほぼ同じです。

経営理念と社訓を筆頭に会社と社会の関わり方がメインの話です。
途中からですが、備忘録代わりにこちらにも記載しておきます。

 

『我が社においての行動の指針は経営理念と社訓です。
会社の存在目的は適正利益を上げ続け、
全社員とその家族を幸せにすることです。
同時に、きちんと納税して社会に貢献し、
地域に無くてはならない店舗になることです。
そのために私たちは一人でも多くのお客様から
「ありがとう」をいただける店を目指しています。

働く目的は仕事を通して人格を磨いていくことです。
人格の完成などありませんが、あえて目指していきます。
そのために経営理念があり社訓があります。
事業を通して社会活動を通して、
納税をして、より良い社会を創る。
自分でこの会社を選んだ以上、
どんな時でも未来に希望を持って、人生を賭けてください。

来年は消費税増税も決まりました。
今度こそは決行するでしょう。
軽率減税の影響で一時的に外食業界は厳しくなるといわれております。
それでもなお、私たちは真っ直ぐ、
愚直に営業をしていかなければなりません。
我々の業界に飛び道具や一発逆転はありません。

日々の積み重ねで数字を作っていかなければなりません。
お客様や取引先の信頼を得て、愛されて、
また来店してもらう。良い商品を提供してもらう。
また、お客様に忘れられないための行動を日々行う。
これの繰り返しです。
そのために決められたことは、必ず実行していきましょう。

途中省略

最後に、毎度の話ですが、規則と礼儀の話をします。
規則とはルールであり、守らなければならないものです。
わが社で言えば社員手帳の中の経営計画書に書かれていることです。
これを守れない方には辞めていただきます。

礼儀とはマナーです。相手を思いやることです。
こちらはあえて書いていませんが、
自分がされて気持ち良いと思うことを
どれだけ相手の立場に立って出来るかです。

たとえば、挨拶もそうです。
気持ちの良い挨拶をされて嫌な人は居ますでしょうか。
先輩後輩、上司部下関係なく、気付いた人から声を掛けましょう。
道を譲る、ごみを拾う。これらも全てが礼儀、マナー思いやりです。
玄関が汚れていれば進んで綺麗にしましょう。

一人ひとりが意識を高く持ち、
みんなが実践すればもっともっと良い会社になります!
先ほども言いましたが、
働く目的は仕事を通して人格を磨いていくことです。
生きていれば、誰もが多くの困難に直面することでしょう。
そこで逃げたら何も変わりません。
一歩ずつで良いから逃げずに正面から乗り越えてください。

誰のためでもなく、かけがえのない自分の人生のためです。
いつでもそのことを肝に銘じていてください。

わが社は、どんな時代でも適正成長を維持し、
働く仲間たちが夢と希望を持てる会社を目指していきます。
全スタッフで、共に自らの人格も磨いて、
信頼を高めていきましょう。
私も先頭に立って汗を流していきます。

みなさんの活躍を心より期待しています。

改めて、佑太郎入社おめでとう!』

平成30年10月22日株式会社玉海力 代表取締役河邉幸夫