桜が満開の中、社員研修で生産地見学へ行って来ました。
朝8時に玉海力銀座店前に集合し、首都高速から東北道へ。
途中、蓮田SAで軽い朝食をとりそのまま福島県は西郷村へ向かいます。
到着はちょうど10時30分。約2時間半のドライブでした。
最初の訪問地はこちらの林’養魚場さまhttp://www.hayashitrout.com/
10年程前よりこちらの「阿武隈川メイプルサーモン」を使っています。
ここではメイプルサーモンの卵から成魚になり出荷するまで焼く4年の過程を教わります。
林’養魚場さんは国内でも最大規模の面積(約5万平方メートル)を誇る養殖施設です。
卵から新魚まで一環したサイクルで、
国内8か所で年間約400トン、約500万匹のサケマス魚類を養殖しています。
まずは、本社にて社長からの会社の歴史や事業内容等のお話を聞き、
その後、阿武隈川の源流のすぐわきにある分場へ移動して現場研修。
そのあとも養殖した魚を放流している釣り場の「フォレストスプリングス」を見学。
釣り場の国内5か所で稼働しています。
そのすべてで、レストランも併設して本格的な料理も提供していますので
そちらでも私たちと共通点があり多くの学びがあります。
ここでの締めは、熟成させたメイプルサーモンの刺身とマス丼のランチです。
お昼をお腹いっぱいいただいて次の訪問地、
関東農産さまhttp://www.kantoh-ap.co.jp/へ向かいます。
関東農産の郡司社長とは長いお付き合いで
東日本大震災の後には石巻の中学校の避難所への炊き出しも一緒に行いました。
ここでも会社概要やお米の出来るまでの過程や流通の話を伺いました。
そして、関東農産さんの新入社員も交じり。チームビルディング研修を行いました。
リーダー、サブリーダーを決めてその人は「指示を出す役目」です。
そのほかの人たちは目隠しをして「指示を実行する役目」です。
普段とは逆で新人がリーダー、サブリーダーを務め、
先輩が目隠しをして指示を受ける側です。
そして、指示が完成した後は、指示を出した方と出された方と二つに分かれて
良かった点、悪かった点をかき出します。
そのあと、円座になって振り返りを行います。
この時は社員たちが私と関東農産の社長を意識しないように席を外しました。
この研修では、いかに的確な指示を出すことが重要で難しいかや、
最初からゴールのイメージをきちんと伝えることで全体の動きが変わることなど
全員が大きな気づきを得たようでした。
最後は、玉海力で使っているお米や農産物を作っている農家さんへ訪問です。
農家の方々がどんな気持ちで生産しているかを直接伺います。
毎回そうですが、生産地に行くことでいままで何気なく食べていたものや
何気なく扱っていた食材が、どれだけ多くの人々が関わっていたのか、
どれだけ多くの愛情が注がれていたのかを理解して貰うことが目的です。
ここまでで社員たちを那須塩原駅まで送り届け、彼らは新幹線で帰京です。
私は現地へ残り生産地の方々との懇親会という名の飲み会です(笑)
翌日は関東農産の社長や研修を行ってくれた方々との親睦ゴルフでした。
林’養魚場のみなさま、関東農産のみなさま、忙しいところご対応ありがとうございました!