緊急事態宣言が10都府県で延長されました。

昨年春の緊急事態宣言時には
新型コロナの情報も少なく完全営業自粛に従いました。

その後も10時までの時短要請や、
2度目の緊急事態宣言での8時までの
時短要請も守ってまいりました。

然しながら、これ以上時短営業が続くようでは
雇用の維持、事業の維持を続けることは出来ません。

緊急事態と言いますが、果たしてそうでしょうか?

電車は普通に混雑しています。
飲食以外のほとんどのお店も普通に営業しています。
小池さんはテレワーク7割と言っていますが、
おおくの中小企業ではそんなことは出来ていません。

毎日発表があるコロナ死者数に関しても、
全く関係ないガンや老衰に近い亡くなり方でも
死亡後にコロナ陽性の場合は「コロナで死亡」となってしまう。

医療関係者の方には申し訳ないですが、
冬場にウイルス性の感染症が増えるのは毎年のことです。

年末のブログでも「ノーマルに戻そう」の
支持を書かせていただきました。

詳細はこちらをご覧ください。
https://voice.charity/events/15

多くの医療機関の方々も賛同しています!

ノーマルに戻す、もう一つの大きな理由は、
ウチは殆どのスタッフが若者です。

時短ばかりで仕事して給料は普通に貰っていると、
終わってから遊ぶ事ばかり考えています。

これは20代なら当たり前の事だと思うし、
私が20代でもそうだと思います。

彼からは決して悪くありません。
そう言う環境を与えるこちらが悪いのです。

ですので、遊びに出かけての感染リスクを考えるのならば
お客様が来なくても通常営業をして彼らに仕事を与えることも必要です。

『人は働いて誰かの役に立って、
その対価を貰うことで初めて成長する』
と私は考えていますので、
その気持ちに沿って経営しようと思います!

また、取引先さんや生産者さんたちも非常に厳しい状況になっています。
飲食店は協力金(微々たる金額)がありますが、
取引先業者さんにはほんとにわずかばかりの補償です。

その協力金に関しても自宅の軒先でやっている小さなお店も
わずかな賃料で1日の売上が数万円しかないところも、
大箱で賃料が数百万円の店舗もすべて一律6万円の意味も理解できません。

せめて昨年の納めた消費税などの税金を見れば規模感もわかるはずです。

銀座という場所柄、早い時間でもほとんどのお客様は
今は来れていないので20時以降の来客はほぼ無いでしょう。

今回はかなりの葛藤もありましたし、
さんざん悩みましたがスタッフの成長やメンタルを考え、
お取引さんたちの事を考えると、通常営業することを選択しました。

当初の2月7日までは20時営業としますが、
そのあとは協力金もお断りして通常営業いたします。

賛否両論様々なご意見はあるかと思いますが、
以上の理由により2月8日以降はノーマルに戻して営業することと致します。